プロジェグランメーユとは

 「プロジェグランメーユ」とはプロジェクトの東大グループ愛称です。「グランメーユ」とはフランス語で「大きな木槌」。
東京大学大気海洋研究所の研究拠点である岩手県大槌町にちなんでいます。

 東京大学大気海洋研究所は、東北大学、海洋研究開発機構とともに「東北マリンサイエンス拠点形成事業(海洋生態系の調査研究)」の一員として、東北地方太平洋沖地震とそれにともなう津波で被害を受けた東北の海で調査研究を行っています。
 大気海洋研究所グループには、研究所の教員、特任研究員、大学院生のみならず、全国20以上の研究拠点から200名を超える研究者・学生らが集まり、大槌町の国際沿岸海洋研究センターを拠点にしつつ、大槌湾から三陸沿岸域、さらに沖合にて、多角的・総合的な研究を進めています。

 私たちの研究成果を通じて漁業等の復興に貢献すること、研究拠点である大槌町を、地域、さらには世界に開かれた海洋研究の場とすることをめざしています。

TEAMS組織図


 東北マリンサイエンス拠点形成事業―海洋生態系の調査研究―(TEAMS)についてはTEAMS公式サイト (http://www.i-teams.jp/) をご覧ください。

6つの研究テーマ


プロジェグランメーユのめざすところ

1. 海の中を調査します

 2011 年 3 月の震災の後,海の中はどうなっているのでしょうか。 また今後はどうなっていくのでしょうか。 
 私たちは海にモニタリング機器を設置するとともに, 研究船や潜水作業などによる観測を多角的に組み合わせ,最新の技術と解析手法を駆使して解明していきます。

2. 魚が増えるしくみを解明します

 
三陸の地は永く漁業で栄えてきました。ではなぜこの海域には魚が豊富なのでしょうか。それを知るには物理学,化学,生物学の専門家らの力を結集した研究が必要です。
 私たちは大槌周辺域の魚が増えるしくみの解明を通じて,漁業のお手伝いをしていきたいと考えています。

3. 地元と結びつく研究をします

 
大槌の地に東京大学大気海洋研究所の国際沿岸海洋研究センターが建ってから 2013 年で 40 年が経ちます。私たちは一刻も早く沿岸センターを大槌の地に復興させたいと強く希望しています。
 そこを足がかりに,海を知り,魚が増えるしくみを知り,地元の皆様にわかりやすく伝えることを目指します。さらに地元の皆様にも開かれた新たな場所としていく予定です。

4. 日本中・世界中から大槌に

 
東京大学大気海洋研究所は,日本全国 16 の大学と 2 つの水産技術研究センターから,160 名以上の研究者,大学院学生の力を結集してこの事業を推進します。
 国際沿岸海洋研究センターを国際研究拠点として復興させ,日本中,世界中から研究者がやって来ることを目指します。